ごく普通の会社員がグローバルビジネスの輪に入っていく方法

留学してMBA取らなくても、普通の会社員がグローバルビジネスに飛び込んでいく方法あります

YouTubeを巡る世の中の変化

先週、会社の先輩と蒲田の居酒屋さんで酒を飲んだ。五十代後半の先輩は、ホッピー、僕は生ビール。YouTubeによって広告業界がどんどん変わっていってることについて話した。「高校生の娘なんてテレビ全然見ないよ。ウチに帰ったらずっとYouTubeだよ。」と。僕の息子はまだ小学生だが、テレビを自由自在に使いこなし、自己編集し、好きな番組を好きな時間、好きなタイミングで観ている。もちろんYouTubeも上手に観ている。アニメやゲームものはもちろんだけれども、時には、勉強でわからないことあると、塾が制作している動画を見つけて、「わかった!」なんて言っているのを観るとDigital Nativeと自分の人生に大きな隔たりがあるだろうと思ったりする。人々のメディアに対する接し方が劇的に変わったんだと思う。かくいう僕自身も、YouTubeが大好きで、週末にiPad使って酒飲みながらYouTubeを見続けることのが楽しみの一つになってしまった。自分の興味の赴くままに、映像を選び、変え、繰り返し観ることができるので、テレビを長時間観た後のようなむなしさはなく、むしろ水泳やジョギングした後のような充実感さえ感じてしまう。この充実感を感じるとやはりいやでも思うようになるのだ。僕はこれまで強制的にテレビを見せられてきたなと。ここ十年近く、広告業界に勤めているのにかかわらず、テレビを観なくなり、世間に疎くなり、タレントの話やスポーツの話など一つも頭に入らなくなって時に変人扱いされることが多かったけれども、やはりテレビを観なくたってよかったのだと安堵をしている。でも、同時に広告業界はもうじき大きなビジネスモデルの転換をしないと生き残って行けなくなるんだろうと思う。どんな風に変わらなければならないのか?もちろん僕が正解を知っている訳でないけれども、YouTubeを巡る世の中の変化を丁寧に観察してゆくことでだいたいの方向はわかってゆくはずだ。クリエイターの動き、宣伝予算を使う企業の動き、メディア企業の動き、クリエイターを目指す若者と彼等を後押しするアートスクールのの動き、動画を楽しむ若い子の動き、それから広告会社の動き、そしてもちろん大事なのはGoogleがどう動いてるかつぶさに観察する必要もあるだろう。そうすることでちょっと先の変化を予測し、ビジネスにしてゆく。広告会社の一番の楽しいビジネスは、こういう状況でも健在だ。もう一踏ん張りして、楽しもうと思ってる。

 

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