ごく普通の会社員がグローバルビジネスの輪に入っていく方法

留学してMBA取らなくても、普通の会社員がグローバルビジネスに飛び込んでいく方法あります

新規事業の一環で海外スタートアップと協業してグローバルの輪に入っていく

会社員の方で、現在、海外事業に全く関係ない部署に所属して、それでも、何らかの形でグローバルビジネスに挑戦してみたい、という強い希望を持たれている人がいるなら、海外スタートアップとの協業に業務の一環で挑戦することをおすすめします。

世界には、日本市場に参入したいと思っているスタートアップは数え切れません。特に中国市場の参入が難しくなっている欧米のスタートアップは、日本市場は今もなお、魅力的です。少子高齢化と言われて、多くの日本人が行く末を案じて嘆いていますが、1億2000万人の人口を持ち、ルールに則って安定したビジネスをできる市場というのは、他にありません。だから、その気になれば日本市場に参入する有力スタートアップを見つけ出して、協業をするのは一つの方法です。

 

僕は2011年に、そのような形で、世界の消費者クリエイターと共創するプラットフォームを運用するフランスのスタートアップと戦略提携する実務の責任者としての任務につき、そこからグローバルビジネスの輪に入っていきました。新規事業の側面でいえば、大失敗で、会社に迷惑をかけましたが、その経験からグローバルビジネスの輪に入ることができ、東京にいながら、ダイナミックが仕事ができるようになりました。

 

どこで、有力なスタートアップを見つけるのか?がポイントになると思いますが、

SXSW

のようなオープンイノベーションカンファレンスに参加して見つけるのも一つの手ですが、日々情報に接している中で、ピンときたスタートアップが来たら直接連絡をして可能性を探る、というのも有効なやり方だと思います。もちろん、この行為はある種の博打でリスクの高い方法ですが、リスクヘッジを幾重にもかけて先方と協議する方法にはないダイナミックな展開が期待できます。

そのようなギャンブルを許さない社風に勤務されているならば、専門の会社を起用して協業先を慎重に選んでいく方法もあります。

イントラリンクという専門の会社があります。この会社は日本企業と海外のスタートアップの協業を推進する専門企業で、有能なコンサルタントが多数在籍しています。多くの社員は欧米出身の方ですが、完璧に日本語を話します。予算が許すならば、この種のスペシャリストの助けを借りながら海外スタートアップとの協業を推進するのがリスクをおさえながらチャレンジする合理的な手法だと思います。